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​音響彫刻とは

 フランソワ・バシェ(1920-2014)とベルナール・バシェ(1918-2015)兄弟が1960年代から制作を行った音の出る彫刻作品。

 おもに金属を素材として、音響学、物理学の原理にもとづいて考案。「芸術+科学+一般参加」が思想的な背景としてあります。

 1970年大阪万博の際に、鉄鋼館のディレクターを務めた作曲家の故武満徹の要請でフランソワ・バシェが来日し、17基の音響彫刻が制作されました。

 長年万博の倉庫で保管されていましたが、そのうち「桂フォーン」と「渡辺フォーン」が、2015年、バシェのアシスタントを務めたマルティ・ルイツ氏(バルセロナ大学)と京都市立芸術大学の彫刻専攻を中心とする学生たちによって修復されました。

                 リンク→京都市立芸術大学テーマ演習

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